会長コラム

視点を変える

人は、考え方が変われば、行動も変わるものだが、そう簡単に変われないから厄介だ。余程衝撃的な出来事や強制的な環境変化がない限り、 人の考え方など変わらない。ましてや、人が人の考え方を変えるなどという大それたことは不可能に近い。

しかし、組織のトップリーダーは、刻々と変化する周囲の環境に応じて、否応なしに変化が可能な組織を作る必要がある。時代の変化、 取引先の変化、制度の変化など、こちら側が変化したくないと思っていても、周囲の環境は黙っていても変わって行く。

自分の部下は、何度も同じことを言っても変わらない、自分の組織は何度行っても動かないと愚痴を溢す上司がいる。組織である以上、 その組織に所属する人間の考え方や気持ちが変わらなければ、トップダウンで強制的に命令しても、上手く行かないだろう。

上司は、組織が変わらなければならないことは、頭で理解している。何度も部下に命令したり、なだめたりを繰り返したが、変わらない。 結果、その上司は、部下に対して「こいつらはダメだ」と諦めの気持ちを持つようになる。

その瞬間、部下達は、「あの上司ではダメだ」と上司の改革の意思の弱さに諦めの気持ちを持つようになる。そして、その組織は、 変わらない組織となる。

人が、人の考え方を変えようとすることはナンセンスである。

自分自身が気づき、自らが変わらなければと自発的に強く思わなければ、他人が変えることなどそもそも無理なのである。大体、 例え表面的に考え方が変わった言ったとしても、行動に移せない人が実に多いこと。 変わらなければならないと多少なりのきっかけが作れたとしても、その結果行動が変わらなければ、 結果として考え方が変わったということは言えないのである。

では、リーダーは、組織を変えることができないのだろうか。

答えは、ノーだ。

リーダーが、この組織をどう変えるか、なぜ変える必要があるのかという強い信念があれば、必ず変えることができる。

それぞれの人の考え方は変わらないかも知れないが、組織は変わると断言して良い。組織は、人の集まりではあるが、 集まっている人は固定的でもなければ、好き勝手に集まって好き勝手な行動をしている訳ではない。

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 この続きは、堀田 信弘の公式ブログ「活・喝・勝」 http://hottaworld.com を参照してください。

2006年1月28日
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