会長コラム

失うことを恐れない

元々無かったものなのだ。人は、無いものを得ようとし、得たものを守ろうとする。元々無かったものであるのに関わらず、得たものを失うことに恐れをなす。

失うことは、元に戻ったに過ぎない。失うとはそういうことである。失うとは、決してマイナスになることではないのだ。単純に何もなかったゼロ地点に戻るだけである。

こんな理屈を並べるのは簡単だ。理屈で判っていても、現実にはそう簡単に割り切れるものではない。ならば、この理屈を判っていなければ、なおさらである。

失うことを、マイナスになると感じる。全てを失って、これで全てが終わりだと嘆く。得たものを、永遠に得続けようと考えるから、失った時のショックは大きいのである。ショックが大きいと予測できるから、失わないように守ろうとするのであろう。

でも、元々無かったものなのだ。

元々無かったものなのだから、無くなっても慌てる必要はない。

そんな気持ちを持つことは、ベンチャー企業には重要なことである。そして、いつまでこの気持ちを持ち続けられるか、持ちつけられている間がベンチャー企業である。この気持ちが無くなったら、もはやベンチャー企業とは言えない。

私は、生涯ベンチャー企業を目指したい。攻めて攻めて、戦って、開拓して、新しいことに挑戦する、これがベンチャー精神である。この精神をやり続けられる以上、企業規模も業暦も関係ない。

攻めて攻めて、戦って、開拓して、新しいことに挑戦するには、”失うことを恐れない”ことだ。

経営は、攻めも守りも重要だし、そのバランスが大切だと言う人がいる。しかし、”失うことを恐れない”は、守りよりも攻めを重視する。

サッカーで言えば、点を取られないことよりも、点を取ることに重きを置く。例え1点リードしていても、2点目を取りに行く。逆に何点取られていても、点を取ることしか考えない。ベンチャーが、1点先行した時点で、守りに入ればそれは負けを意味する。

設立して間もない会社、若い会社というだけでは、ベンチャー企業とは言えない。ベンチャー(Ventures)を直訳すれば冒険である。どんなに経営者が若くても、どんなに新しい会社でも冒険できない会社は、ベン  ........
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 この続きは、堀田 信弘の公式ブログ「活・喝・勝」 http://hottaworld.com を参照してください。

2007年10月10日
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