会長コラム

辞めてほしくない人が辞めて行く

会社経営をしていて、不思議だと思うことがある。一つは、自分の意に反して起こり、一つは、自分の意に即して起こる。

これら二つの共通点は、人である。

前者は、辞めてほしくないと思っている時に辞めるという人が現れ、仕事が少なく人が余っている時に辞めると言い出さない。なぜ、自分の思いとは逆のことが起こるのだろうと、不思議に思う。このような経験をした経営者は多いことだろう。

そして、後者は、こんな人が来てくれたら良いなと"心底"から願い、困っていると、偶然にもそのような人が現れる。なぜ、自分の思いが通じたのかと不思議に思う。このような経験をした経営者は、どれくらいいるだろうか。

前者は、自分の意に反して起こり、後者は、自分の意に即して起こる。それはなぜだろうか。

まず、後者の、自分の意に即して起こるということは、自分の行動の現われである。これは偶然ではなく、"心底"から願いそれを求めて行動すると、その結果が得られるというだけのことだ。つまり、自らがチャンスを見つけ、チャンスを取りに行った結果なのである。だから、"心底"から本心から願い、熱望しなければ、それは行動に現れない。

では、前者の、自分の意に反して起こるということはどうしてだろうか。

これは、後者の自分の行動の現れとは逆に、自分が行動しないことの現われだろうか。

辞めてほしくないと思っている時に辞めるという人が現れるのは、辞めてほしくないと思っていることが行動して伝えられていないからであろう。本当に、"心底"から辞めてほしくないと願うのなら、そのような行動を取るはずである。それができていないから、それを気づかせるために、人は去るというカードを切るのである。

社員とは不思議なもので、当たっているかどうかは別ものだが、経営状況を勝手に感じ取る習性を持っている。そして、駆け引きしようとする。自分の評価がどれくらいかを確かめようとする。

会社の景気が良いと思えば、もっとボーナスが出るものと期待する。同時に、その期待を図るために、他がどういう状況か興味を持つ。そして、会社の動きを待ち、他に乗り換える。しかし、経営サイドから見ると、評価はしているが、無い袖は振れない。  ........
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 この続きは、堀田 信弘の公式ブログ「活・喝・勝」 http://hottaworld.com を参照してください。

2008年12月 1日
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