会長コラム

発想力と発展と

在庫が大量にある時は、格安で販売され、その逆に、在庫が少なく希少価値がある時は、高価で販売される。賞味期限など、商品に期限がある場合、その期限直前には、残りの分を一斉に値下げして売り切ろうとするだろう。


商品の値段は、状況によって刻々と変化するのが通例だ。同じ市場であっても、商品の在庫状況や、競合状況、あるいは商品の鮮度によって値段があがったり、下がったりする。

情報の発達によって、このスピードは増している。昨日と今日とでは、値段が異なるのはもはや当たり前、それどころか、株価や為替と同じように、数分単位で変わるのももはや驚かなくなった。

一物一価から一物多価の時代に突入した。

これは時代の流れであり、その流れに追従しなければ、時代に乗り遅れる。

数年前から、早割という航空券が出た。在庫が大量にある早期には安くするというものだ。直前に買うより早く買ったほうが得だという当たり前の考えを取り入れたものだ。

しかし、この当たり前のことが、それまで出来ていなかったのは、一物多価への認識が薄かったからではないだろうか。

実は、その認識の甘さは、現在でも続いているようだ。

格安航空会社(LLC)の登場が、その証拠。

LLCの航空券は、空席状況によって刻々と変化する。早割と似ているが、早割は、期日という在庫状況に基づかない時間を起点として価格を変化させるのに対し、LLCは空席在庫というリアルタイムデータを起点に価格を変化させる。

だから、LLCは、在庫が減ると次第に価格が上がって行き、しかも、ただ上がるだけでなく、出発日という期限も考慮している。出発日が近づくにつれて、その時の在庫状況によって今度は、価格が再び下がり始め、やがて最後の最後にはタダ同然の価格となる。

単純に上がり続けるだけではなく、再び下がることがあるのが最大の特徴である。これは在庫状況をリアルテイムに把握できなければできることではない。そして、この考え方が、消費者心理に影響を与え、購買意欲にもつながるようになっているのだ。

このような考え方は、国内だけに留まっては発想に限界がある。LLCがそうであるように、  ........
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 この続きは、堀田 信弘の公式ブログ「活・喝・勝」 http://hottaworld.com を参照してください。

2009年7月14日
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