会長コラム

命令の効かない組織とニッポンと

先日、外国人の友人と話をした。韓国人、台湾人、中国人から見る我が社、我が国について。彼らの国々は、何れも軍隊を持つ。

どうやら、彼らから見る我が社、我が国は、命令が機能しないように映るようだ。

「上司の命令は絶対だ」

と聞いた若い部下は、上司に嫌気を持つ。

そんなことを知ってか、上司は「これをお願いする」と命令という言葉を用いなくなった。

日本は、日本人には、命令の効かない社会になったのだ。

命令することもできない。命令されるのも嫌だ。命令は、この社会から葬られた。

命令に代わり、「お願い」をするようになった。

上司は、お願いを命令と錯覚して用いる。しかし、お願いされた側は、命令でないことは明らかである。命令は、断れないが、お願いは、絶対にそれを遂行しなければならないものではない。単なるお願いである。

部下も上司に、平気でお願いをする。

「これをチェックしてくれませんか。お願いします。」

これでは、もはや上司か部下か、どうちらが上か下かどうでも良い状態である。

上司にチェックをお願いし、上司が、部下もミスを見つける。これが上司の上司たる姿であろうか。

部下が、上司を上司とも思わず、下らん文章の誤字脱字のチェックまでさせられる。

上司が「きちんとチェックしたか」と尋ねると、部下は「しました。確認して下さい」と答える。自分で何度も読み直し、しっかりとチェックしたのなら上司に確認させる必要はないはずだ。上司を上司と思っていない。

ミスを見つけ、それが見つからずに発生した責任は、上司にあると、部下は上司にボールを投げる。

一方、その逆のケースもある。部下のミスを背負らされたくない上司が、部下に責任を押し付ける。

「上記記載は、弊社の統一された考えを表明したものではありません。」

これは、数日前に私に届いたメールの最下部に記載されていたものである。実は、このような文章を見たのはこれで二度目である。何れも異なる会社からのものである。

上司は、恐らく、この文章をメールの最下部  ........
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 この続きは、堀田 信弘の公式ブログ「活・喝・勝」 http://hottaworld.com を参照してください。

2009年7月22日
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