会長コラム

これで良いとこれが良い

沖縄の方言に「ナンクルなるさ」というのがある。「何とかなるさ」という意味だ。何か失敗した人や悩んでいる人に、友人が「ナンクルなるさ」と励ましの" やさしい言葉"をかける時に使う。沖縄の大らかで明るい風土がもたらす、なんとも心地よい響きだ。

私は『何とかする』の中でそのように書いた。

「何とかなるさ」というのは、何とかなるという励ましの言葉で、自分自身に使う言葉ではない。自分が「何とかなる」と楽観的に考えても、「何とかする」と思わなければ、何ともならない。

いつかきっと、何とかなると考えるだけでは、ただ時間だけが過ぎて行き、何とかすると行動しなければ、どんなに楽観主義であろうとも、単なる能天気としか言いようがない。

組織のリーダーなら、自らが何とかすると行動し、かつ、何とかなるから何とかしようと、勇気づけ、リードしなければならない。

このように、何とかなると、何とかするとでは、全く意味が違うのだ。言葉とは面白い。「何とかなる」と「何とかする」の「な」と「す」のわずか一文字違いである。この一文字が違うだけで、意味が異なるのだ。

意味が違うということは恐ろしい。特に、リーダーにとって、言葉は重要である。リーダーの発する言葉は、リーダーの人格を表し、組織はそのリーダーの言葉によって、動いたり、止まったりする。それが、たった一文字違いで、組織に影響を与えてしまう。

例えば、「これで良い」と答えるのと、「これが良い」と答えるのでは、全く意味が違う。意味が違うということは、受け取る側の心理に異なった影響を与えるということである。

「これで良い」と「これが良い」との違いは、「で」と「が」のたった一文字違いだけだ。

「で」と「が」でどう意味が違うか。

私は、このブログも含め、言葉について、常に意識していることがある。それは、断言することである。できるだけ、遠まわしな表現や、どちらにでも受け取られるような言葉遣いは、なるべくしないようにしているのだ。この「いるのだ」が断言調である。

私が、断言調を特に意識するようになったのは、頻繁に海外に行くようになったからである。

海外に行くと、日本人の言  ........
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 この続きは、堀田 信弘の公式ブログ「活・喝・勝」 http://hottaworld.com を参照してください。

2009年9月18日
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