会長コラム

内弁慶に外地蔵

先月、札幌市円山動物園のボスとして君臨していた雄のニホンザル「ナカボス」が死んだそうだ。ナカボスは、奈良県で保護されて円山動物園に来た。外では全く目立たなかくおとなしいものの、地下のねぐらでは肩をいからせて威勢よく歩き回ることから、「屋内のボス=ナカボス」と名付けられたそうだ。

私に対しては、何様のつもりかと思うくらいに、威勢良く話をする人がいる。ところが、全体会議などでその人を指名しても、何も言えない。あるいは、お客の前では、小さくなっている。ナカボスのような人だ。

何人かで飲みに行く。大体の人は、隣の人か、前の人とだけ話をする。特に、初めて会った人やお客さまと同席する時などは、自分は"聞き手"とばかりに、自ら話をすることができない。そして、できるだけ自分より年下か目下のような人の傍に行い、目上の人の"聞き手"にはなろうとしない。このこと自体は、一般的だから、そのような人を攻めるつもりはないのだが。

問題なのは、ナカボスのようなリーダーだ。気の知れた人と飲みに行くと威勢が良いのに、初めて会った人やお客さまと同席する時に、自分は"聞き手"とばかりに話をすることができない。同じ話ができないにしても、仮にもリーダーと言われている人と、そうでない人とでは全くその評価は異なる。

事務所の中では、肩をいからせて威勢よく歩き回るも、外に出ると、全く目立たず、地蔵のようにおとなしくなってしまう。ナカボスのようなタイプを内弁慶に外地蔵と言う。

内弁慶に外地蔵というのは、いつもおとなしい地蔵のような人とは違う。人見知りとも違う。井の中の蛙が、井から出た時に何もできない様である。本人は、そのことを十分に気づいているはず。

もし気づいていないとしたら、それは人間として最低である。なぜなら、自分よりも立場が弱い、下だと思われる人の前だけで威張り、威勢が良く、外に出ては、部下の代表として強い者に立ち向かうことができないからである。その姿を見た部下は、さぞかしがっかりするであろう。

自分の前ではリーダー面しているのに、外では全く立ち振る舞われない。威勢が良いのは、自分たちの前だけだと嘆くことであろう。弁慶は、強い者を表す代名詞だが、内弁慶は、内だけの弁慶で、外に出るとボスとして  ........
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 この続きは、堀田 信弘の公式ブログ「活・喝・勝」 http://hottaworld.com を参照してください。

2010年1月 7日
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