会長コラム

内向きの改革と外向きの改革

改革は何のためにするのか。例えば、意識改革。何のために意識を改革するのか。これまでの意識を改革し、新しい意識を持つようにすることで、何の狙いがあるか。その狙いが明確でなければ、改革の方向性が誤ってしまう。

リーダーが「改革する。」と声高に叫んでも、改革された後の姿が、現状よりも悪くなるのであれば誰も従わない。誰だって改悪は嫌だ。つまり、改革とは、現状を見直し、現状よりも良くするために行うという原則を忘れてはならないのだ。

例えば、現在がどん底だとしよう。そのどん底から抜き出すために改革をする。その改革によって、どん底から抜け出し、少なくても現状よりは良くするために行うのであろう。

しかし、そのための改革は、必ず現状よりも良くなる、つまり現状より成長する、現状よりも悪化しないという目標がなければならない。

だが、その良くなるというのは、誰にとって良くなるのか。経営者のためか、従業員のためなのか。会社のためという大義名分はあっても、本当にそれは何のための改革なのか。

経営者や政治家は、軽々しく改革には痛みが伴うという。それは、改革を実施する側で、実施される側ではないから言えるのであろう。痛みを伴う側に、現状よりも悪くなるということを高々と宣言しているに過ぎないのかも知れない。

それは、現状より悪くなる人が存在してくれなければ、その他の良くなる人を生み出せないという論理があるのである。

このような話を知って、誰が、そのリーダーの改革に従うか。つまり、改革は失敗し、現状よりももっと悪くなるのある。

よく改革には、内向きの改革と外向きの改革があると言われている。

一般的に内向きの改革とは、マイナス要因の払しょくである。それに対し、外向きの改革とは、成長を促進させる施策である。

通常改革とは、この両方を同時に進めなければ、決して上手く行かない。

先日、経済雑誌に、JALが2007年2月に発表した新経営計画発表の内容が掲載されていた。

社長の年収を部長級ほどに下げ、グループの人件費を500億円削減、役員報酬を6割カット、役員室、社用車を廃止、赤字路線の廃止をするというものだ。経営計画に  ........
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 この続きは、堀田 信弘の公式ブログ「活・喝・勝」 http://hottaworld.com を参照してください。

2010年3月20日
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