会長コラム

世界を相手にする

韓国のIMF危機と日本のバブル崩壊とでは、その危機の大きさ、重大さが全く異なりました。恐らく、この危機に対する考え方の違いが、やがて日本と韓国の違いになって行くのだと思います。

1997年の韓国の経済危機は、朝鮮戦争以来の最大の国難と言われ、IMFが韓国に介入して財閥解体まで行われました。韓国民の多くが、これまで発想、これまでのやり方では生き残れないと感じたはずです。

一方、日本は、バブルが崩壊したと言っても、泡が弾けて元に戻っただけですから、国が崩壊してしまうかも知れないというまでの危機意識はなかったのかも知れません。

韓国は、日本の人口の1/3ほどしかおらず、しかも国土も狭いです。これまでのように内需中心の考えでは、自ずと限界が来るというのは誰しもが感じたことでしょう。

そのため多くの韓国人が世界に飛び出しました。世界中のあちこちには、チャインタウンと並んでコリアタウンができるようになりました。日本人よりも遥かに多くの韓国人が海外に住んでいます。

海外に行って気づくことは、日本人は会社として海外に行きますが、韓国人は、個人で海外に行っているのが多いということです。このことは、韓国と同様に、小さな国土しかもたない台湾も同じです。

韓国は、自分の国が崩壊するかも知れないほども危機を感じ、狭い国の中でシェアと取りあうよりも、大きな世界を相手にしたほうが良いと考えたのでしょう。

恐らく韓国は、人口あたりの海外移住者の数が世界一ではないかと思います。それほどまでに韓国人は、世界のあちこちで活躍しているのです。

現在、サムスンなどの韓国を代表する企業は、様々な国から有能な社員を求め、採用しています。そして、社員の半分以上は、韓国人も含め、海外で勤務することを前提に教育を受けて、様々な国で活躍しています。

韓国企業では、世界中から優秀な人材を採用する時、英語ができることを条件にしています。韓国語を条件にすることはしません。

それは、狭い韓国のためにわざわざそのスキルを求めて人材を絞ってしまうよりも、韓国語を求めない代わりに有能な人材を取りたいからです。

ところが日本では、日本語ができる外国人を求め  ........
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 この続きは、堀田 信弘の公式ブログ「活・喝・勝」 http://hottaworld.com を参照してください。

2010年5月 7日
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